• ホーム
  • カンジダ膣炎の治療はケトコナゾールが効果的

カンジダ膣炎の治療はケトコナゾールが効果的

2019年12月18日

カンジダ膣炎は、カンジダ菌という真菌によって起こる膣炎で、男女に関係なく皮膚や口の中などに存在する常在菌の一種になります。膣内のバランスが崩れ、カンジダ菌が繁殖してしまうとカンジダ膣炎を発症し、膣や外陰部において炎症を合併し、婦人科における感染症ではよく見られる病気です。カンジダ膣炎にかかると外陰部のかゆみやおりものの量に変化が起こり、熱感や痛み・腫脹感などをともないます。カンジダ膣炎特有のカッテージチーズ状のおりものや酒かす状になり、早めに婦人科や産婦人科への受診をおすすめします。検査は膣などの症状を調べたり膣鏡を入れ検査することが可能です。検査の結果カンジダ膣炎と診断されると、抗真菌薬の膣錠やクリーム剤などで治療していきます。ケトコナゾールクリーム(ニゾラールクリーム)はよく利用される抗真菌薬で、真菌などに対して抗真菌作用を持ち、白癬菌やカンジダの感染による症状を改善してくれる医薬品です。足白癬や脂漏性皮膚炎、体部白癬や癜風などに効果があり、使い方は白癬や皮膚カンジダ症の場合は1日1回患部に塗布すると良いでしょう。脂漏性皮膚炎の場合は1日2回患部に塗布すると症状を改善することが可能です。いくつか副作用があり、例えば接触皮膚炎や発赤、皮膚そう痒や紅斑、出血や不快感などがあげられますが、基本的に副作用は少ないと言えるでしょう。ケトコナゾールの働きについて、ニゾラールクリームの成分でカビの増殖抑制や殺菌効果があります。原因菌は細胞膜を持つ細胞から成っていて、ニゾラールクリームは原因菌の細胞膜を作れなくする効果があり、細胞膜が機能しない菌は増殖することができず力を弱めていきます。このクリームはもともとは、水虫やカンジダに効果がある医薬品として25年前から販売されており、高い抗真菌効果があることはもちろんお肌の角質層に対する浸透力や薬の効果をお肌に蓄える力が高い医薬品です。カンジダは性感染症として有名ですが、性行為に関係なく病気になることがあるので注意が必要です。性器カンジダや皮膚カンジダなどは感染した部位によって名称が違うので、使用する医薬品もそれぞれの症状にあわせて利用することができます。何かしら異変を感じたらすぐに医師に相談し、早い段階において治療することによって、不快な症状を解消することが可能です。クリームタイプになっているので使いやすく、再発を恐れて自宅に常備している人もいます。